POGってなに?

Paper Owner Game(ペーパーオーナーゲーム)、通称POGとは

架空の馬主として所有馬を指名し、その成績で勝敗を決めるゲーム』

のことです。少し詳しく書きますと

『POGとは仮想馬主としてゲームに参加し、主催者が規定したドラフトやリスト提出といった 所有馬選択作業を元にデビュー前の競走馬を一定数所有する。作業後、所有した競走馬の成績(獲得賞金)をポイントに換算し、 一定期間内のその成績を以って競うことを目的としたゲーム』

になります。回りくどくなってしまいましたが、ごくシンプルに言えば『馬主ごっこ』ですかね? 仲間内で『この馬オレの!』と決め、勝った負けたで一喜一憂するゲームということです。

なぜ『ペーパー』オーナーなのかは、紙面上で成績をやり取りしていたからだと思われます。 現在はインターネットの普及もありweb上で開催されるケースも多くなっており、 今後はウェブオーナーゲーム、ネットオーナーゲームと呼ばれるようになるのかもしれませんね。

POGの魅力

POGの魅力、面白さはいろいろありますが、以下のようなものになります。

まずは『馬主気分を味わえること』。本当に馬主になるにはかなりの経済力が必要ですから、 それが例え架空のものでしかも仲間内の中であっても『自分の馬』と主張できるのはなかなか魅力的です。 自分の馬がデビューする、それだけでも嬉しいですし勝てばなお嬉しい、負けても次がある!そうやって所有馬の動向・成績に一喜一憂するのはとても楽しいことです。 ただし、あくまでも『仮想の馬主』ですからあんまり熱くならずにいることも大事だと思います。 所有馬の成績がさほど振るわなくても、馬や関係者にネガティブな発言をしないで愛情をもって接することが長く楽しむコツなのかもしれません。

ふたつめは『自分なりのやりかたで所有馬を選ぶこと』。実際の馬主・生産者は当然の事ながら金銭面での制約があります。 POGでは『仮想の馬主』ですから金に糸目を付けず高額な良血馬を何頭も所有することが出来ます。 ただ、良血馬が必ずしも好成績を挙げるわけでもないですから、自分なりの方法で馬を選ぶことになります。 例えば血統から、例えば馬体から、例えば厩舎や馬主から…。人それぞれ注目するポイントは違ってくると思います。 自分で情報を集め、独自の方法・理論で所有馬を選びその馬が活躍する。自分の相馬眼が試されるゲームですがこれが大変面白いんです。 特に、誰も注目しないような馬を見つけ出し、その馬が活躍したときの興奮はなかなか得がたいものです。 もっとも、そう簡単には行かないのがPOGではありますが。

みっつめは『競馬の楽しみが広がること』です。基本的に競馬との付き合い方は馬券を買うことが中心になります。 POGに参加することによって『自分の馬が走る』という思い入れが加わりますのでより楽しみが増えることになります。 『現地に応援に行こう』『指名馬だから応援馬券を買おう』『愛馬の写真を撮ろう』『いっそ本当に馬主になろう』 と相乗効果が期待されることこの上なしです。プラス面だけ書きましたけど、いろいろ負の側面もあります。 応援馬券をつい買ってハズれる、行くつもりの無かった開催で散財する…それはそれで楽しいと思います。

Designed by CSS.Design Sample